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米国・コネチカット州のモヒガンサン・カジノで10日(日本時間11日)、IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(29=フィリピン)が9度目の防衛戦を行う。その前日計量が9日に行われ、IBF同級3位ジョナサン・ハビエル・ロドリゲス(25=メキシコ)とともに秤の前に登場した。
また、この日のメインイベントでは注目のウェルター級プロスペクト、WBO同級7位のジャロン・エニス(23=米)が、元IBF世界スーパーライト級王者セルゲイ・リピネッツ(32=ロシア)と同級12回戦を行う。
アンカハスvsロドリゲス
スーパーフライ級リミット52.1kgを王者アンカハスは100g少ない52.0kg、ロドリゲスはリミットで前日計量をクリアした。
両者の試合は当初2019年11月に組まれるも、ロドリゲスの米国ビザの申請が通らず試合直前でのキャンセルとなった経緯があった。その後は新型コロナウイルスの影響などもあり開催が遠のいていたが、アンカハスにとってのV9戦、ロドリゲスの世界初挑戦の舞台がようやく幕を開ける。
アンカハスが1年4ヶ月ぶりのリングで、WBO世界同級王者の井岡一翔(32=Ambition)の対抗王者として存在を見せつけるべく米国のリングに再び上がる。
エニスvsリピネッツ
若手ナンバー1の注目株エニスが約4ヶ月ぶりの秤に立つと、ウェルター級リミット66.6kgを200gアンダーの66.4kgでクリア。リピネッツも100g少ない66.5kgで合格した。
大激戦区ウェルター級の中で最も評価されているホープ、エニスが元世界王者リピネッツを相手にPBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)のメインイベントに登場する。中継は米国プレミアム・ケーブル局のShowtimeが行う。