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[インタビュー]2021.4.6

井上尚弥が世界王座初奪取から7年目

 WBA(世界ボクシング協会)バンタム級スーパー王者、IBF(国際ボクシング連盟)同級統一王者の井上尚弥(27=大橋)は、今から7年前の2014年4月6日にアドリアン・エルナンデス(メキシコ)に6回TKO勝ちし初めて世界王座を獲得した。
 その後は、数々の偉業を成し遂げ多くのファンを魅了し、今や世界中から注目される超トップボクサーに上り詰めた。
 井上は、6月19日(日本時間20日)に米国ネバダ州ラスベガスでIBF同級1位のマイケル・ダスマリマス(28=フィリピン)を相手に防衛戦を行うことが濃厚で後は、正式発表を待つばかりだ。6日に大橋秀行会長を通じて井上からコメントが届いた。
次戦に向けてサウスポー対策
■本日、4月6日は7年前に世界王座を初めて奪った日ですが。
井上 疲労の抜け方など世界を初めて獲った7年前とは変わってきている。そんな昔だとは感じていないですけれど。見た目は変わっていますが、気持ちは変わっていない。あのころよりも見る世界が広がっている。

■4月10日は28歳になります(4月10日は井上の誕生日)
井上 大橋会長が引退した年齢ですか。あんまり変わらないけれど、終わりに近づいていっているのは間違いない。キャリア後半も入っていることを考え、自分の体と向き合わないといけない。

■来年の4月10日までの目標は?
井上 3試合したいです

■次の挑戦者ダスマリナスの印象は?
井上 スタイルと雰囲気はわかっているので、ざっくりなイメージはわいています。今はサウスポーとのスパーリングは楽しいです。

■以前、大橋ジムにも練習パートナーで来日しているが。
井上 そこまで記憶はないですね。

■6月19日は有観客になる予定だが。
井上 お客さんの前でやれる、やっとだという気持ち。(ラスベガスのお客さんの前で)気持ちは高まりますよね、もちろん。雰囲気は変わると思いますし。

■まだ次期防衛戦は正式発表ではないが。
井上 6月19日に向けて、順調に調整しています。サウスポーのパートナーとのスパーリングも始めています。

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