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英国・ロンドン・SSEアリーナ・ウェンブリーで20日(日本時間21日)、1年4ヶ月の間、空位となっていたWBO(世界ボクシング機構)クルーザー級王座決定戦が開催。同級1位クリストフ・グロワスキ(34=ポーランド)と、同級2位ロレンス・オコリー(28=英)が拳を交えた。
オコリーがTKOで新王者
長身のオコリーは序盤、長いリーチを活かし距離を取ると、グロワスキは前傾姿勢でプレッシャーをかけていく展開。中盤も状況は変わらず、グロワスキがインファイトに持ち込めずパンチを受ける場面が増えていった。すると6回、オコリーの右ストレートがグロワスキの顎を撃ち抜きダウンを奪う。立ち上がったグロワスキだったが、ダメージを見たレフェリーが試合をストップ。英国の新鋭オコリーが6回0分46秒TKO勝利で世界初載冠を果たした。
今後、クルーザー級の中心選手となる可能性を秘めるオコリーの戦績は15戦全勝(12KO)。敗れたグロワスキは34戦31勝(19KO)3敗とした。