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今週末の20日(日本時間21日)は世界各国で注目試合が行われる。ロシア・モスクワのメガスポルトでは、WBC(世界ボクシング評議会)&IBF(国際ボクシング連盟)ライトヘビー級統王者アルツール・ベテルビエフ(36=ロシア)が、IBF5位アダム・デインズ(30=ドイツ)を相手に2冠戦を決行。欧州の英国・ロンドン・SSEアリーナ・ウェンブリーでは、WBO(世界ボクシング機構)クルーザー級王座決定戦として、同級1位クリストフ・グロワスキ(34=ポーランド)vs同級2位ロレンス・オコリー(28=英)戦が行われる。
そして、米国・テキサスのデッキーズ・アリーナでは、WBO同級2位のGBP(ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ)期待の若手バージル・オルティス(22=米)が、元WBO世界スーパーライト級王者モーリス・フッカー(31=米)を相手にWBOインターナショナル ウェルター級王座決定戦に臨む。その前日計量が各地で行われ、選手たちがそれぞれ秤に臨んだ。
ベテルビエフvsデインズ
ライトヘビー級リミット79.3kgを統一王者ベテルビエフは200gアンダーの79.1kgでパス。挑戦者デインズは300g少ない79.0kgで秤を降りた。
ベテルビエフは、2019年10月にWBC王座をオレクサンドル・ゴズディク(35=ウクライナ)との全勝対決を制し15戦全勝全KOで2冠王者に君臨。その後、IBFの指名防衛戦がコロナ禍で中止が決まるとブランクを作り、1年5ヶ月ぶりとなる防衛戦が自国ロシアでの開催となった。対するサウスポーのデインズは初の世界挑戦、番狂わせを狙う。
試合をプロモートするのはトップランク社、試合の模様はESPNが全米に中継を行う。
ベテルビエフは、2019年10月にWBC王座をオレクサンドル・ゴズディク(35=ウクライナ)との全勝対決を制し15戦全勝全KOで2冠王者に君臨。その後、IBFの指名防衛戦がコロナ禍で中止が決まるとブランクを作り、1年5ヶ月ぶりとなる防衛戦が自国ロシアでの開催となった。対するサウスポーのデインズは初の世界挑戦、番狂わせを狙う。
試合をプロモートするのはトップランク社、試合の模様はESPNが全米に中継を行う。
オルティスvsフッカー
WBAウェルター級ゴールド・王者でもあるオルティスは、最初の計量で0.6ポンドをオーバーするも、2度目の秤で同級リミットとなる66.6kgでクリアし、関係者を安堵させた。対する元スーパーライト級世界王者のフッカーも同じくリミット66.6kgで合格した。
若きホープ、オルティスがここまで16戦全勝全KO勝利の勢いに乗って、元世界王者のフッカーを相手に空位のWBOインターナショナル王座決定戦を行う。フッカーにとっては1階級上げての再起2戦目となる。
プロモートはGBP、DAZNが全米にストリーミング配信を行う。
若きホープ、オルティスがここまで16戦全勝全KO勝利の勢いに乗って、元世界王者のフッカーを相手に空位のWBOインターナショナル王座決定戦を行う。フッカーにとっては1階級上げての再起2戦目となる。
プロモートはGBP、DAZNが全米にストリーミング配信を行う。
グロワスキvsオコリー
クルーザー級リミット90.7kgをグロワスキは2kg少ない88.7kgでパス。一方のオコリーは300gアンダーの90.4kgで合格した。
IBFクルーザー級王者マイリス・ブリエディス(32=ラトビア)が、グロワスキとの再戦司令を拒否して剥奪。1年4ヶ月の間、空位となっていたWBO王座の決定戦。同級1位のグロワスキが、世界初挑戦となる英国ホープのオコリーを相手に再び世界に挑む。
マッチルーム・プロモーションズがプロモート、英国ではSKYスポーツ、米国にはDAZNが中継を行う。
IBFクルーザー級王者マイリス・ブリエディス(32=ラトビア)が、グロワスキとの再戦司令を拒否して剥奪。1年4ヶ月の間、空位となっていたWBO王座の決定戦。同級1位のグロワスキが、世界初挑戦となる英国ホープのオコリーを相手に再び世界に挑む。
マッチルーム・プロモーションズがプロモート、英国ではSKYスポーツ、米国にはDAZNが中継を行う。