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WBA世界ライトフライ級スーパーチャンピオン京口紘人(27=ワタナベ)が日本時間の14日、アクセル・アラルゴン・ベガ(20-メキシコ)を挑戦者に迎えて米国ダラスで防衛戦を行った。
米国ダラスで勝利!
5ラウンド途中で挑戦者ベガが右を振り抜いて京口の側頭部を叩いたところで右拳を負傷。予期せぬアクシデントで、京口の米国デビュー戦は挑戦者の自滅によるTKO勝利で終わった。
試合後のオンライン会見で京口は「欲を言えば倒したかったが、勝ててよかった。ホッとした。ギリギリ合格点」と米国デビュー戦を総括した。
153cmと小柄なベガと対峙した3度目の防衛戦だが、試合前に想定していたとしながらも「思った以上に低かった。アッパーとボディが上手く、パンチ力があった」と挑戦者のメキシカンボクシングをリスペクトした。ただ、「効いたパンチはなかった」と切り出すとラウンドを重ねるごとに徐々に修正し、4ラウンド以降については「ジャブが機能したので、相手が見てくれる時間が増えた」と試合が決まった5ラウンド1分32秒まで自身の距離でボクシングが続けられたことに及第点をつけた。
日本に帰って食べたいのはラーメン!
今後に関しては、プロモーターのエディ・ハーン氏が期待する複数階級制覇も視野に入れつつ、ライトフライ級で複数団体統一に関心を示した。「アメリカからビッグマッチのオファーが来るように精進したい」と勝って兜の緒を締めた日本が誇る”Mad boy”のさらなる飛躍に期待したい。
試合前の控え室