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[海外前日計量]2021.3.13

ベナビデスが再起の前日計量

 米国・コネチカット州のモヒガンサン・カジノで13日(日本時間14日)に、前WBC(世界ボクシング評議会)スーパーミドル級王者デビッド・ベナビデス(24=米)が、体重超過による王座剥奪後、初のリングを目指す。WBC同級8位のロナルド・エリス(31=米)を相手に12日、WBC世界スーパーミドル級挑戦者決定戦として前日計量の秤に臨んだ。

 また、WBA(世界ボクシング協会)ライト級4位イザック・クルス・ゴンザレス(23=メキシコ)vsWBA同級6位ホセ・マチアス・ロメロ(24=アルゼンチン)の1戦は、WBA世界同級挑戦者決定戦として行われることが決定した。

ベナビデスvsエリス

 スーパーミドル級リミット76.2kgを、ベナビデス、エリスが共 ともにに400gアンダーの75.8kgでクリアした。

 ベナビデスは過去にコカインの陽性反応により、最初に載冠していたWBC同級タイトルを失う。その後、同タイトルを再冠するも昨年8月に今度は、体重オーバーにより剥奪となった。3度目のWBC同級王座への挑戦権とともに、王座を保持するサウル”カネロ”アルバレス(30=メキシコ)戦を目指す。

 一方のエリスはこれが初の世界挑戦者決定戦の舞台となる。カリブ海、メキシコ、米国でキャリアを積んできたエリスがアップセットを狙う。

クルスvsロメロ

 ライト級リミット61.2kgをクルスは200g軽い61.0kgで秤を降りると、ロメロは100gアンダーの61.1kgをマークした。

 昨年10月に世界挑戦に2度挑んだ経験を持つディエゴ・マグダレノ(34=米)を初回に沈めて勢いに乗るクルスと、ここまで24戦全勝(8KO)のロメロによる中南米対決。ファイトウィークに入ってWBA世界ライト級挑戦者決定戦になったことがアナウンスされている。

 プロモートはベナビデスを擁するサンプソン・プロモーションズとPBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)を取り仕切るTGBプロモーションズ、中継はShowtimedが行う。


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