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東日本新人王決勝戦の前日計量が19日、都内で行われた。これに先だって昨日、試合2日前PCR検査が行われ全員陰性が確認された。これは、開発されたばかりの、1回で最大40名分の検査ができ、その場で30分で結果が出るという装置を導入して行われた。7月のボクシング興行再開以降、前日計量時に行われてきたPCR検査(※準備が整わない場合は抗原検査)は、明日新人王戦からは試合の2日前に行われるようになり、これに伴って、出場選手の「分離」と呼ばれる指定ホテルに滞在して、外部との接触を断つ感染予防対策は、試合前日からではなく、試合2日前からとなっている。
計量後にフライ級の苗村修悟(SRS)、宝珠山晃(三迫)とスーパーフライ級の富岡浩介(REBOOT. IBA)がZoom会見に応じ、富岡と対戦する久保春平(宮田)がボクモバの電話取材に答えた。
◎久保春平(宮田)一問一答
■計量を終えた今の心境
久保:体重も調子もバッチリで早く戦いたいと思いました。
■富岡選手の印象を教えてください。
久保:若いけど雰囲気がある選手だなと思いました。
■8戦目で初のサウスポーとの対戦になりますがどのような対策を練ってきましたか?
久保:富岡選手は独特ですし、サウスポー対策というと頭でっかちになってしまうので、対策よりもサウスポー相手に慣れる事を重視しました。ジムの先輩・飛雄馬さんとスパーリングを数多くこなし、頭と体に染み込ませたので考えだけでなく身体が覚えた感じです。
※藤岡飛雄馬(宮田ジム、A級ボクサー)
■相手は今大会の注目選手ですが、それに対する思いを教えてください。
久保:前評判が高い選手ですから、試合自体が注目されますし、勝ったら自分が注目されますからね、ホント試合が楽しみです!! 僕は自分のボクシングをやり必ず勝ちます!!
■鹿児島県大島郡喜界町の人たちにどのような試合を見せたいですか。
久保:不細工でも泥くさくても必ず勝って島の方々にいい報告ができるように気を引き締めて頑張ります。
※鹿児島県喜界町:鹿児島県からフェリーで11時間の7000人弱の離島。
■試合への意気込みをお願いします。
久保:死に物狂いで勝ちにいきます。