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スーパーフライ級アジア3冠チャンピオンの福永亮次(34=角海老宝石)を直撃! 福永は、12月14日(月)に日本王者の中川健太(35=三迫)との壮絶な打撃戦を制して、空位のOPBF東洋太平洋王座を含め3本のベルトを手にした。
試合から2日経った16日、福永に電話取材してあらためて試合を振り返ってもらった。
試合から2日経った16日、福永に電話取材してあらためて試合を振り返ってもらった。
徐々に実感がわいてきた
4回に右フックでダウンを奪ったが、「中川選手の強さを感じた」と5回以降は中川が猛追し、激しいパンチの応酬となった。「打ち合いになったが、相手はダメージがあるのかパンチに力が入っていなかったので効いてはいなかった。周りからは『ヤバい』(逆転されるかも)と思われていたみたいだが、自分の中では余裕があった。最初にペースを取れたのが勝因」と試合を振り返ると、「最初はどう喜んでいいのかわからなかったが、徐々に実感がわいてきた」と喜びを噛み締めていた。
ジムに良い流れを作ることができた
福永は「一緒に練習している堤君(堤聖也)が強い比嘉選手(比嘉大吾)と引き分けてから、ジムが良い流れになってきたと思う。(良い流れを)つなげることができて良かった」と語った。
大晦日は現地で世界戦を観戦する
アジアナンバーワンを証明し、目指すは世界のベルトだ。大晦日の予定を聞かれた福永は「同門の中嶋憂輝(25)選手の応援で会場に行きます。もちろんメインイベントも見ます」とターゲットとなるWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ、王者の井岡一翔(31=AmbitionGYM)対挑戦者の田中恒成(25=畑中)戦も観戦する。