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ライト級頂上決戦として注目を集めているワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ)とテオフィモ・ロペス(23=米国)が15日、プレスイベントで顔を合わせた。
試合は日本時間の18日、ラスベガスMGMグランドに用意された特設会場「The bubble 」で行われる。トップランク社が用意した新型コロナ対策を施したこの会場は、日本時間11月1日(日)に行われる井上尚弥(27=大橋)のラスベガスデビュー戦の会場。無観客試合だが世界中に試合映像が生配信される「The bubble」はまさしくワールドクラスの人気と実力の認められた世界選りすぐりのボクサー達だけがリングに上がる新たな聖地だ。
ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
WBCフランチャイズ王者・WBAスーパー王者・WBOスーパー王者と3団体がそれぞれに最上級の王座を用意したロマチェンコは「土曜日(に試合をする)まで一年空いた試合間隔がどう影響するかはわからない。一年間試合をしなかったのは今回が初めてだからね。それを知るのに必要なのは、リングとジャッジとテレビ。それと、世界戦だけ。自分にとって試合は、チェスみたいなもの」と話した。
右:テオフィモ・ロペス(米国)
一方、IBF世界王座に就いているロペスは「真のチャンピオンはどんなことにも対応できる。土曜日、どっちがベルトを持って帰るか、楽しみだ」と応えた。