試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
注目試合が目白押しとなった今週末の海外ボクシング。26日(日本時間27日)欧州では2カ国で世界戦が開催される。その前日計量が25日、各国で行われた。
英国・ロンドンのBTスポーツのスタジオで開催されるのは、WBA(世界ボクシング協会)スーパー、IBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級王者ジョシュ・テイラー(29=英)の2冠防衛戦。さらにドイツ・ミュンヘンのプラザメディア・ブロードキャスティング・センターでは、WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)クルーザー級決勝戦、IBF世界同級王者ユニエル・ドルティコス(34=キューバ)vsWBC同級ダイヤモンド王者マイリス ブリエディス(35=ラトビア)が行われた。当日は両試合とも無観客開催となる。
スーパーライト級リミット63.5kgを王者テイラーは400g少ない63.1kgでパス。挑戦者IBF1位アピヌン・コーンソーン(25=タイ)は300gアンダーの63.2kgを記録した。
テイラーは昨年9月にWBSSスーパーライト級トーナメント決勝でレジス・プログレイス(31=米)を判定で破り優勝を飾って以来の2冠防衛戦となる。対するコーンソーンは昨年2月に日本でIBF同級王座挑戦者決定戦として近藤明広(35=一力)と対戦。5回に強烈なアッパー1発で試合を決めて5回KO勝利し挑戦権を獲得した。
試合をプロモートするのはクイーンズベリー・プロモーションズ。中継は英国でBTスポーツ、米国ではESPN+で配信される。
クルーザー級リミット90.7kgを王者ドルティコスは500g少ない90.2kgで合格。対するブリエディスは900gアンダーの89.8kgで秤を降りた。
この決勝はコロナウイルス感染拡大の影響により、3月21日、5月16日と続けて延期となっていた。開催地もブリエディスの母国ラトビアから、WBSSを取り仕切るサウアーランドのお膝元ドイツに変更。ドルティコス、ブリディスともにクルーザー級シーズン1で準決勝敗退となっているだけに、リングマガジン・ベルトもかけられたこの決勝戦に必勝を誓う。
試合の模様はドイツでBILDスポーツ、米国でDAZNが配信、英国ではスカイスポーツが中継する。