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国内も世界も今、ライト級統一時代が大詰めを迎えようとしている。世界のトップ戦線の一番の話題は10月17日のラスベガス。主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)統一戦でWBA・WBC・WBOの統一王者ワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ)が、IBF王者で15戦全勝の新鋭テオフィモ・ロペス(23=米国)と対決する。
吉野修一郎(三迫)は3冠防衛成功!
国内は日本・OPBF東洋太平洋・WBOアジアパシフィックの3冠王者吉野修一郎(28三迫)が今月3日、元日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン(39=角海老宝石)を相手に大差判定勝利を収めて、世界への階段を一段ずつ上がっている。ただ、現在6名の日本チャンピオンを含め男女合わせて9名のチャンピオンが在籍している三迫ジムにあって、エース的存在でもある吉野が世界に照準を合わせるためには、11月15日にライト級で対戦するいずれもスーパーフェザー級の元世界王者・伊藤雅雪(横浜光)とOPBF王者・三代大訓(ワタナベ)の勝者との対決はファンが望むところ。細川戦を終えてすぐのオンライン会見で三迫貴志会長も対戦の可能性を示唆した。
三代大訓(ワタナベ)vs伊藤雅雪(横浜光)
新型コロナに感染したことで試合が延期となったホルヘ・リナレス(35=帝拳)の存在も忘れてはならない。今年の下半期はライト級の話題で持ちきり。まずはライト級相関図「戦国モード」をお楽しみあれ!
ホルヘ・リナレス(帝拳)