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[ニュース]2011.7.3
結果★クリチコvsヘイ
世界ヘビー級王座統一戦、IBF&WBO王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)対WBA王者デビッド・ヘイ(英)の12回戦は2日(日本時間3日)、ドイツのハンブルグで行われた。
※この試合は明日4日(月)夜8時からWOWOWで放送
※この試合は明日4日(月)夜8時からWOWOWで放送
○ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)
12回判定
●デビッド・ヘイ(英)
身長とリーチで大きく勝るクリチコは慎重な構えから左ジャブを放って突き放す作戦。対するヘイはスピードを生かして飛び込み、自慢の強打を叩きつけようと試みる。
ともにハッキリとしたダメージング・ブローをヒットできずにラウンドが進んだが、終始ペースを掌握していたのはクリチコだった。
中盤に入ると優劣はより明白になり、ヘイはクリチコのプレスの前に後手に回って攻め手を欠いた。7回、クリチコは上から覆いかぶさるプッシュで減点1を科されたが、大勢に影響はなかった。
その後も展開に大きな変化はなかった。クリチコがゆったりとした構えからストレート系の左ジャブを繰り出して試合をリード。ときおり右ストレートもヒットするが、これらの多くは浅く決定打にはならなかった。ヘイはガードを高めに置いてバックステップを多用しつつ飛び込むチャンスをうかがうが、手数が少なく流れを変えられない。
11回、ヘイが入ってくるところをクリチコが押し潰すと、レフェリーはこれをダウンと判断。WBA王者に8カウントを与えた。それ以前にも似たようなシーンが何度もあり、半ば故意にヘイが膝をついていたためペナルティの意味が含まれていたのかもしれない。
最終回、ヘイの右がヒットする場面もあったが時すでに遅し。クリチコは余裕をもって12回を戦い終えた。
採点は117対109、118対108、116対110と大差がついていた。
IBF王座10度目、WBO王座も6度目の防衛に成功した35歳のクリチコは59戦56勝(49KO)3敗。これでWBA、IBF、WBOと3団体の王者となり、WBC王者の兄ビタリ・クリチコとともにヘビー級を兄弟で制覇したことになる。
2年以上にわたって散々クリチコ兄弟に悪態をついてきたヘイだが、肝心のリング上ではほとんど何もさせてもらえなかった。27戦25勝(23KO)2敗。
12回判定
●デビッド・ヘイ(英)
身長とリーチで大きく勝るクリチコは慎重な構えから左ジャブを放って突き放す作戦。対するヘイはスピードを生かして飛び込み、自慢の強打を叩きつけようと試みる。
ともにハッキリとしたダメージング・ブローをヒットできずにラウンドが進んだが、終始ペースを掌握していたのはクリチコだった。
中盤に入ると優劣はより明白になり、ヘイはクリチコのプレスの前に後手に回って攻め手を欠いた。7回、クリチコは上から覆いかぶさるプッシュで減点1を科されたが、大勢に影響はなかった。
その後も展開に大きな変化はなかった。クリチコがゆったりとした構えからストレート系の左ジャブを繰り出して試合をリード。ときおり右ストレートもヒットするが、これらの多くは浅く決定打にはならなかった。ヘイはガードを高めに置いてバックステップを多用しつつ飛び込むチャンスをうかがうが、手数が少なく流れを変えられない。
11回、ヘイが入ってくるところをクリチコが押し潰すと、レフェリーはこれをダウンと判断。WBA王者に8カウントを与えた。それ以前にも似たようなシーンが何度もあり、半ば故意にヘイが膝をついていたためペナルティの意味が含まれていたのかもしれない。
最終回、ヘイの右がヒットする場面もあったが時すでに遅し。クリチコは余裕をもって12回を戦い終えた。
採点は117対109、118対108、116対110と大差がついていた。
IBF王座10度目、WBO王座も6度目の防衛に成功した35歳のクリチコは59戦56勝(49KO)3敗。これでWBA、IBF、WBOと3団体の王者となり、WBC王者の兄ビタリ・クリチコとともにヘビー級を兄弟で制覇したことになる。
2年以上にわたって散々クリチコ兄弟に悪態をついてきたヘイだが、肝心のリング上ではほとんど何もさせてもらえなかった。27戦25勝(23KO)2敗。