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米国ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターを”ザ・バブル(ボクシング村)”と名付けて行われた、9日(日本時間10日)のトップランク社による3ヶ月ぶりのプロボクシング興行。それに続き11日(日本時間12日)に開催されるイベント第2弾の計量が10日、同会場で行われた。
メインイベントでは元WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級王者ジェシー・マグダレノ(28=米)が、58kg(128ポンド)契約10回戦で、イエニフェル・ビンセント(33=ドミニカ共和国)と対戦。今回も全選手がマスクを着用して計量に臨んだ。
マグダレノ再起3戦目
契約体重58kgをマグダレノはリミットでパス。対するビンセントは700g少ない57.3kgで合格した。
マグダレノは16年11月に世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(37=米国)を判定で破りWBO世界スーパーバンタム級王座を獲得した。しかし、18年4月アイザック・ドグボエ(25=ガーナ)に11回KO負けを喫して2度目の防衛戦に失敗。初黒星から2連勝で再起に成功している。
対するビンセントは直近の4試合をドミニカ、コロンビア、米国、プエルトリコと渡り歩き3勝(3KO)1敗で今回また米国のリングに上がる。
1試合がなくなり計4試合
アンダーカードでは1試合で体重オーバーがあり中止、イベントは計4試合で開催される。9日の第1回目の対戦カードがミスマッチだったのと比べ、この日のカードは地味ながら実力がより拮抗しており、現地では好試合が期待されている。
来週も16日、18日と同イベントを開催するトップランク社、全ての試合でタッグを組むESPNが中継を行う。