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政府の緊急事態解除を受けて26日、東京都は新型コロナウイルス感染被害防止のための休業要請を段階的に緩和する方針を発表した。ボクシングファンと関係者が気にするスポーツジムは「ステップ2」に含まれるため、早ければ今月30日にも運営再開の可能性が出てきた。これまで、全国282館あるプロボクシング協会加盟のジムの内、感染者が出たのは名古屋の1ジムのみで、同ジムの選手と関係者が数名感染したが、クラスターなど被害の拡大には至らなかった。また、日本プロボクシング協会は4月には全国のジムを対象に一律で10万円を支給し、その後も申し出があった場合には30万円の追加の補助金支給を行い、各自治体の休業要請に応じるよう加盟ジムに対して働きかけを行ってきた。
7月には東京、名古屋、沖縄などでプロボクシング興行の再開を目指している。新人王や日本王者が指名挑戦者を迎えるチャンピオンカーニバルといった毎年恒例のイベントの開催も見込まれている。現在のところ無観客試合など選手関係者の安全と健康面に重点を置いて準備が進められているが、感染被害の縮小が進めば100人程度の観客動員による再開も可能性が出てくる。