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[ニュース]2011.6.24

黒田、初防衛戦は地元で

 今年5月の家住勝彦(レイスポーツ)との王座決定戦を制し、日本ライトフライ級新王者となった黒田雅之(川崎新田)の初防衛戦発表会見が24日、川崎市役所内で開かれた。
 黒田の初防衛戦は、8月16日(火)の川崎新田ジム興行「ホープフルファイトVol.8」で、日本同級1位・佐野友樹(松田)との指名試合として行われ、会場は川崎新田ジムのホームタウン、川崎市とどろきアリーナになることが発表された。
左:セミに出場する古橋
 ちなみに同会場は、当時京浜川崎ジムに所属(後に横浜光移籍)していた元世界王者の畑山隆則氏が、1996年に東洋太平洋ジュニアライト級2度目の防衛戦を戦った地でもある。
 会見で黒田は「地元で戦う以上、誰が見てもわかりやすい形で勝ちたい。佐野選手の試合は映像で見た。左の使い方も上手いし、まとまりのあるボクサーだと思う。だが、川崎を盛り上げるためにもKOを狙います」と意気込んだ。
 地元開催について新田会長は「以前に川崎フロンターレの試合を観て、地域に根ざしている姿に驚かされた。ボクシングでも同じことが出来ないだろうかと考え、このような形になりました」と語り、今後はとどろきアリーナをホームにする考えもあるとした。
黒田、フロンターレのマスコットと
 03年から市内にジムを構えた川崎新田ジムは、地域防犯や青少年の健全育成を目的とした様々な活動を通じて地域に貢献。近年は、同じ川崎市をホームタウンとするJリーグの川崎フロンターレとともに、市内のスポーツイベントにも積極的に参加している。今興行も川崎フロンターレとのコラボで、「夏祭り」イベントと東日本大震災の募金活動を行う予定だ。また、夏休みの子供たちに楽しんでもらうために、小中学生の入場は無料にする。
 「会場は1,700席を用意し、立ち見も含めて4,000〜5,000人の来場が可能です。多くの子供たちに来てもらいたい」と話す新田会長。夢は、子供たちに、地域に愛されるヒーローを誕生させることだ。

チケットは7月中旬から販売。詳しくは、川崎新田ボクシングジム TEL.044-930-1354まで

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