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米国ニューヨーク州カナストータにある「国際ボクシング名誉の殿堂博物館(IBHOF)」のエド・ブロフィー事務局長は21日、毎年恒例の殿堂入り式典を例年通り、6月の第2週目に当たる6月11日から14日に開催する意向をメディアに伝えた。新型コロナウイルス感染はニューヨーク州郊外のカナストータにも拡大しており、同博物館は3月末まで閉鎖中だか、今後は状況を見ながら対応していきたいとしている。
ホプキンス、マルケスとモズリーが殿堂入り
第31回目となる2020年、選手部門殿堂入りを果たしたのは、王座獲得と防衛記録を保持する元2階級制覇王者バーナード・ホプキンス(55=米) マニー・パッキャオ(41=フィリピン)と3度の激戦を繰り広げた元世界4階級制覇王者ファン・マヌエル・マルケス(46=メキシコ) 中量級選手だが当時世界最速のハンドスピードと呼ばれた元世界3階級制覇王者シェーン・モズリー(48=米)の3名。リングの上で放った輝きは今も記憶に新しい。
初の女子部門でマーティン選出
今年新設された女子部門では、女子史上最も知名度が高い元WBC(世界ボクシング評議会)女子スーパーウェルター級王者クリスティ・マーティン(51=米)と17戦全勝(14KO)と無敗のまま引退した元IBF世界女子ルシア・ライカ(52=オランダ)が名誉を受け取る。
関係者部門ではディベラ・エンターテイメントのルー・ディベラ氏、メインイベンツのキャシー・デュバ女史、2014年に他界した故ダン・グーセン氏の3名のプロモーターが選出された。