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2月16日からフィリピン・セブ島でスパーリングを中心としたキャンプを張っているOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の勅使河原弘晶(29=輪島功一スポーツ)は長期滞在を予定していたが、新型コロナウィルスの影響でフィリピン人選手の外出が禁止となったため帰国する予定だという。帰国寸前の勅使河原からフィリピン合宿の様子が届いた。
英語を学ぶ
日中は31〜32℃まで気温が上がるフィリピンだが、勅使河原の1日は充実している。午前中、ロードワークと英会話学校で時間を過ごした後、午後はジムワーク。夜は読書と英語の勉強に時間を充てている。しかし、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため学校も休校となった。
練習のない日は買い物やカフェで勉強をしているという勅使河原は「基本的に一人だが、フィリピン人はフレンドリーなのでカフェでも店員さんともすぐに仲良くなれるし、全然寂しくないんです」と有意義に過ごしている。
練習のない日は買い物やカフェで勉強をしているという勅使河原は「基本的に一人だが、フィリピン人はフレンドリーなのでカフェでも店員さんともすぐに仲良くなれるし、全然寂しくないんです」と有意義に過ごしている。
今年中に世界王者になる!
スパーリングパートナーはWBOアジアパシフィック・スーパーフライ級12位トムジュン・マングバット(22)OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級5位ポンチャーノ・レマンディマン(23)、スーパーライト級のエルモ・トラヤ(24)の3選手。「どの選手もタイミングがどうこうではなく思い切りパンチを振ってきて強い。一度スーパーライト級の選手とスパーしたのですが本当にヤバかったです(笑)」(勅使河原)
さらに「フィリピン人選手はお金がないからシューズやグローブが買えないのはもちろん、栄養も十分に採れていない。こっちにいて感じることや考えさせられることがたくさんある。自分のいる環境に毎日感謝している」と精神面での収穫も口にした。
次戦はまだ決定していないということだが、さらに進化した勅使河原が見られそうだ。
さらに「フィリピン人選手はお金がないからシューズやグローブが買えないのはもちろん、栄養も十分に採れていない。こっちにいて感じることや考えさせられることがたくさんある。自分のいる環境に毎日感謝している」と精神面での収穫も口にした。
次戦はまだ決定していないということだが、さらに進化した勅使河原が見られそうだ。