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新型コロナウイルス感染拡大の影響で全米のボクシング界に衝撃が走る中、ミネソタ州ヒンクリーのグランド・カジノで13日(日本時間14日)、ブランドン・リー(20=米)とカミロ・プリエト(33=米)によるスーパーライト級10回戦が無観客試合として開催された。
同興行はニューヨークを拠点とするサリタ・プロモーションズが主催したもので、米国ケーブル局SHOWTIMEが全米に中継を行なった。
リーがパワーを見せつけTKO勝利
関係者だけが集まった特設会場で全勝のプロスペクト、リーの強打がプリエトを襲った。初回からリーはジャブから右ストレートへと繋げ攻め立てた。すると3回、リーはワンツーから左右のボディでプリエトをロープ際に追い込み連打を浴びせると、レフェリーストップに持ち込み試合終了。ここまで17戦のキャリアでKO負けのないプリエトを3回2分34TKO勝利で破り全勝をキープした。
今後が楽しみな20歳のパワーパンチャー、リーの戦績は19戦全勝(17KO)、初めてのTKO負けとなったプリエトは18戦15勝(9KO)3敗となった。