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元世界主要4団体王者の高山勝成(36)が10日、代理人を通じてプロボクシング復帰を表明した。2000年10月にデビューした高山は、日本人初の世界主要4団体の王座を獲得し2017年4月に引退。アマチュアボクサーとして東京五輪を目指した。当初は一般社団法人日本ボクシング連盟に選手登録が認められなかったが、同連盟が新体制となり2018年10月にアマチュア選手登録の手続きが完了した。昨年7月6日にオリンピック代表選考基準として位置づけられている全日本選手権の愛知県予選でデビューし優勝したが、同年8月31日の東海予選で敗退。翌日にアマチュア引退を表明した。
プロ復帰に際し所属ジムを寝屋川石田ボクシングクラブに移籍する意向だという。
プロ復帰に際し所属ジムを寝屋川石田ボクシングクラブに移籍する意向だという。
昨年7月の愛知県予選
海外にはプロとアマチュアのリングを行き来する選手もいるが、それぞれの競技の特徴に合わせて試合に臨む必要がある。現在ヨルダンで開催中の東京五輪アジア・オセアニア地区予選にもプロボクサーとして活躍していた香港代表のレックス・ツォーや2試合だけだが、プロのリングでも試合をしたことのあるインド代表のビカス・クリシャンが出場しているが、初戦突破後の取材でツォーは「ボクシングスタイルの修正に苦労した」と振り返った。これまでに2度オリンピックを経験しているクリシャンは「プロとアマチュアはまったく違うスポーツだよ。プロはパンチ力が必要な競技だ」とプロのリングの感想を口にしている。
プロ復帰戦はいつのになるのか!?
アマチュアのリングを経験した高山勝成のプロボクシングにどの様なエッセンスを加えられたのか、プロ復帰戦が待ち遠しい。