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WBOアジアパシフィックが4日、最新のランキングを発表した。大きな動きはなかったが、フローイラン・サルダール(比)からKO勝利を収めた福永亮次(33=角海老宝石)がスーパーフライ級の王座に就いた。この階級は世界王者の入れ替わりなどもあったので、今月は最新版のボクモバ相関図と照らし合わせて全体像を確認することをお勧めしたい。
スーパーバンタム級1位 井上拓真(大橋)
昨年、和氣慎吾(32=花形)と久我勇作(29=ワタナベ)から勝ち星を挙げた、ジョンリエル・ラモナル(30=比)が王座に君臨するスーパーバンタム級の1位に井上拓真(24=大橋)の名前が入った。一方で赤穂亮(33=横浜光)は5位にダウン。新型コロナウィルス騒動で日本人選手のマッチメークが難航する可能性もあるが今後の動向から目が離せない。
スーパーバンタム級5位 赤穂亮(横浜光)
フェザー級12位に河村真吾(29=ミツキ)が入った。この階級はチャンピオンの森武蔵(20=薬師寺)を筆頭に2位・三代大訓(25=ワタナベ) 5位・丸田陽七太(22=森岡) 9位・佐川遼(25=三迫) 13位・竹嶋宏心(24=松田)が名を連ねている。河村と森は4月18日に熊本で58kg契約10回戦で対戦する予定だ。
フェザー級12位 河村真吾(ミツキ)
スーパーライト級2位にOPBF東洋太平洋チャンピオンの内藤律樹(28=E&Jカシアス)がランクインした。日本王座にも就いているチャンピオンの井上浩樹(大橋)は5月28日に永田大士(30=三迫)の挑戦を受ける。
スーパーウェルター級2位 ジェフ・ホーン(豪州)
スーパーウェルター級2位にジェフ・ホーン(32=豪州)がランクイン。世界戦線で活躍するホーンはパッキャオから金星を挙げた実力者。チャンピオンの井上岳志(30=ワールドS)とのマッチメークに期待したい。