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元世界王者たちが25日(日本時間26日)米国・ニューヨーク・ブルックリンのバークレイズ・センターで、PBC(プエミアム・ボクシング・チャンピオンズ)のリングに臨んだ。元2階級制覇王者で世界ウェルター級WBO1位、WBA、WBC2位のダニー・ガルシア(米)が、元世界ランカーのイバン・ラドカッチ(ウクライナ)と拳を交えた。
セミファイナルでは元世界スーパーウェルター級2冠王者のジャレッド・ハードが、フランシスコ・サンタナ(チリ)を相手に再起戦に臨んだ。
セミファイナルでは元世界スーパーウェルター級2冠王者のジャレッド・ハードが、フランシスコ・サンタナ(チリ)を相手に再起戦に臨んだ。
ガルシアが判定で勝利
静かな立ち上がりとなったメインイベントのガルシアvsラドカッチ戦。しかし、2回以降はパワーで勝るガルシアが、サウスポーのラドカッチに得意のフックで攻め立てた。スピードのあるラドカッチだが、ガルシアがロープに詰めるなどペースを奪い終盤戦に突入。ガルシアの攻勢で消耗をみせるラドカッチだったが、ガルシアが試合を流して12回終了のゴングが打ち鳴らされた。3-0(118-110、117-111×2)の判定でガルシアの勝利となった。
次戦でWBC&IBF同級王者エロール・スペンスJr.(米)または、WBA同級スーパー王者マニー・パッキャオ(フィリピン)への挑戦を希望したガルシアの戦績は38戦36勝(21KO)2敗、ラドカッチは29戦23勝(18KO)5敗1分1無効試合となった。
次戦でWBC&IBF同級王者エロール・スペンスJr.(米)または、WBA同級スーパー王者マニー・パッキャオ(フィリピン)への挑戦を希望したガルシアの戦績は38戦36勝(21KO)2敗、ラドカッチは29戦23勝(18KO)5敗1分1無効試合となった。
ハードが判定で再起
ウェルター級を主戦場としているサンタナは、序盤はサイズ不足を補うためプレッシャーをかけていくと、これが再起戦のハードは慎重にジャブで距離を取りながら右を伸ばした。中盤もハードがサンタナの仕掛けに合わせて優位に試合を進めた。スタミナが落ちてきたハードにサンタナが盛り返したが最終10回にはハードが左右をまとめてダウンを奪って試合終了。3-0(97-92、99−90×2)の判定でハードが昨年5月のジュリアン・ウィリアムス(米)戦以来の再起に成功した。
ハードの戦績は25戦24勝(16KO)1敗、敗れたサンタナは34戦25勝(12KO8敗1分とした。
ハードの戦績は25戦24勝(16KO)1敗、敗れたサンタナは34戦25勝(12KO8敗1分とした。