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日本フェザー級チャンピンの佐川遼(25=三迫)が12月12日(木)に後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のセミファイナルで、同級1位の日野僚(29=川崎新田)を迎えて初防衛戦に臨む。佐川は、今年9月に世界ランカーの阿部麗也(26=KG大和)との王座決定戦を行い、遠い距離から打ち込まれる精度の高い右ストレートと加藤健太トレーナーと立てた作戦を忠実に実行し、初戴冠を果たした。
サウスポーキラーの本領を発揮する
挑戦者の日野は、引き分けを挟んで8連勝中で1位まで登りつめた。左ストレートのカウンターと相手にやりにくさを感じさせるサウスポーのボクサーファイターだ。2戦連続のサウスポーと拳を交える佐川だが、左利きは得意だと自信を示した。