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OPBF東洋太平洋バンタム級王者の栗原慶太(一力)が明日15日、後楽園ホールで開催される「A-sign.Bee.24」のメインでIBF(国際ボクシング連盟)同級4位スックプラサード・ポンピタック(タイ)を迎え、バンタム級超の54.0kg契約8回戦に臨む。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、栗原が54.0kgちょうど、ポンピタックが500gアンダーの53.5kgでパスした。
怪我なく万全に仕上がった
この試合で20戦目を迎える栗原は、「IBF世界同級2位決定戦の話もあったが、今回、9位の僕と4位ポンピタックの対戦が決まった」と無冠戦になった経緯を明かし、世界トップ戦線に食い込むための試合と位置づけた。
今年5月に元IBF世界スーパーバンタム級王者の小國以載(角海老宝石)と対戦し、4ラウンドにダウンを奪ったポンピタックについては、「日本で3戦しているので映像が多く、欠点を含めてイメージが掴みやすかった。不器用だがフィジカルとパンチが強いので、接近戦に巻き込まれないようにしたい」と警戒し、その上で「距離を保ち、相手に何もさせずに序盤KOを狙う」と約束した。
今年5月に元IBF世界スーパーバンタム級王者の小國以載(角海老宝石)と対戦し、4ラウンドにダウンを奪ったポンピタックについては、「日本で3戦しているので映像が多く、欠点を含めてイメージが掴みやすかった。不器用だがフィジカルとパンチが強いので、接近戦に巻き込まれないようにしたい」と警戒し、その上で「距離を保ち、相手に何もさせずに序盤KOを狙う」と約束した。
近場の打ち合いは避けたいと栗原
また、先日行われたWBSSバンタム級決勝、井上尚弥(大橋)対ノニト・ドネア(比/米)戦をテレビ観戦した栗原は、「井上選手はカッコ良かったし凄かった」と目を輝かせつつ、「世界的にバンタム級が盛り上がっているなかで、僕が入れていないのが悔しい」と本音も。「この試合で少しでもアピールし、IBF王者の井上選手に名指ししてもらえるようになりたい」と拳を握った。
絶対に勝つとポンピタック
一方、世界上位ランクとIBFパンパシフィック同級王座を保持する34戦24勝(16KO)10敗のポンピタックは、「日本で何度も負けているので悔しい。明日はどんな形でもいいので絶対に勝つ」と気を吐いた。