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日本バンタム級8位の南出仁(24=セレス)は11月9日(土)に後楽園ホールで開催される「DANGAN229 GOD'S LEFTバンタム級トーナメント準決勝」に出場。日本バンタム級13位の中嶋一輝(26=大橋)と対戦する。両者はアマチュア時代に3度の対戦経験があり、中嶋が2勝1敗と勝ち越した。24日に所属ジムでリベンジに闘志を燃やす南出に話を聞いた。
サウスポー同士の対戦にも自信あり!
因縁の相手と拳を交える南出は、「アマ時代は負け越しているが、プロでリベンジを果たしたというドラマが生まれるのでプラスに捉えている。今の状況は僕にとって得です」と気合いの表情。「アマチュアの時は待ちのスタイルでカウンターを打ち込むタイプだったが、プロに入って攻撃的になったと思う」と印象を語ると、「しっかりと数えたわけではないが、ここ5年間はサウスポーにしか負けていないので左利きが苦手なのかなと思っていたが、強いサウスポー選手とスパーリングを重ねて、コツを掴んだ」とコメント。ジムの先輩である元IBF世界スーパーバンタム級王者の岩佐亮佑(30)との実戦練習で手応えを感じていた。
お客さんが喜ぶ試合を見せる
反対ブロックの山下賢哉(JB SPORTS)対堤聖也(角海老宝石)の結果は少し気になると話した南出は、「2人とも中嶋選手が勝ち上がってくるような予想をしていたので、2人とも相手になりますよ!」と拳を握った。