試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
WBO(世界ボクシング機構)フライ級王者の田中恒成(畑中)が、10月26日から11日間の予定で米国合宿に入った。初のアメリカ合宿で4ラウンドのスパーリングに臨んだ田中は、「日本で3回、スパーリングをして手応えは良かった。課題にしていたことも今回できたので、良いスパーリングができた」と収穫を口にした。
実戦練習を開始
時差ボケを抱える田中は、睡眠を十分に摂れていないものの、朝は12kmのロードワークをこなし、ラスベガス近郊のボーンズ・アダムスボクシングジムで前IBF世界ミニマム級王者のデジャイ・クリエル(南アフリカ)を相手に4ラウンドのスパーリングを敢行した。
きっちりとメニューを消化
田中は、開始から素早い出入りで相手を翻弄すると、回転の速いコンビネーションで一気にロープ側に追いやり、優勢に進めた。乾燥の激しいラスベガスでは汗の出方も日本とは違うようで、「右足が少しつった」と語ったが、1時間半しっかり汗を流し初日の練習を終えた。
本場の空気を感じたい
田中は、「どんな場所でも日本にいるのと同じ調整ができるようにしたいのと、ボクシングの本場アメリカの空気を感じることができれば」と今回の合宿の目的を口にした。残り7日間で3回のスパーリングを予定している。
ボーン・アダムスジム