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日本スーパーフライ級王者の奥本貴之(グリーンツダ)と日本ユース・スーパーバンタム級王者の下町俊貴(グリーンツダ)が19日から3泊4日の予定で和歌山県の白浜で走り込み合宿を行なっている。両選手は12月8日(日)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「CRASH BOXING.19」で防衛戦を控えている。
日本王者・奥本貴之
合宿に同行している本石昌也会長は「今回の合宿は下半身強化とスタミナ強化がメインですが、1番の意味合いはともに防衛に挑む決意と意識の切り替えです。普段から頑張っている2人ですが、さらに強い意識づけができたらと思っています」と合宿にかける気持ちを語った。
奥本貴之
4度目の防戦戦を控える奥本は「今回の合宿で、今まで以上の下半身を作って今まで以上のボクシングにつなげます。12月の防衛戦が楽しみです」と拳を握った。
下町俊貴
初防衛戦を控える下町は「スタミナ強化できる合宿にしたいです。試合終盤でも倒せるパンチを打てるイメージを持って取り組みます」とスタミナ強化を課題に挙げた。
ひたすら走り込み
練習は2部制で行われ、朝はロングランと70mダッシュを20本。夕方からはロングランを中心に組み立て、ボクシング練習はまったくしないという。