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完全アウェーの中国・上海で地域王座に挑む、田中公士(28=三迫)と堀川龍(19=三迫)を直撃! 10月17日(木)に田中はWBAインターナショナル・フライ級王者でWBA同級3位のウラン・トロハツ(26=中国)に、堀川はWBO世界ユース・ライトフライ級王者でWBO世界同級15位のシャン・リー(21=中国)に挑戦する。26日、所属ジムで汗を流す2人に試合の意気込みを聞いた。
明確に勝ちたい
メインイベントに出場するサウスポーの田中はアマチュア13戦11勝2敗を経て、2015年にデビュー。勝ち負けを繰り返していたが現在3連勝中と好調をキープしている。これまで広島と神戸で勝利しており、アウェー戦は相性が良い。強豪と拳を交える田中は、「世界3位と戦うと聞いて最初はビックリしました。周りからは絶対に負けると思われているが、逆に気持ちは楽。失うものは何もないので当たって砕けろだと思っている」と拳を握り締め、「ゲンの良い敵地での試合で勝ってきます」と必勝を誓った。
後半勝負で倒しに行く
3戦目で世界ランカーと対戦する堀川はアマチュア45戦37勝(6KO)8敗、作新学院ボクシング部出身で昨年、インターハイ優勝の実績を残し今年6月にデビューした。2戦目のB級トーナメント決勝で、同じくアマチュア出身の中嶋憂輝(角海老宝石)を破り優勝、三迫ジム期待をかけるホープだ。
堀川は、「相手はテクニックのあるサウスポーだが、良い仕上がりでイケると思う。相手からベルトも世界ランクも全部奪ってやろうと思っています」とビッグチャンスに目を輝かせた。
堀川は、「相手はテクニックのあるサウスポーだが、良い仕上がりでイケると思う。相手からベルトも世界ランクも全部奪ってやろうと思っています」とビッグチャンスに目を輝かせた。
長丁場の展開でも問題なし
この日、田中と堀川は10ラウンドにわたる実戦練習でスタミナ強化に努めていた。現在、5人の日本王者がいる三迫ジム。秋にはスーパーライト級で同級2位の永田大士(29)、ウェルター級では同級1位の小原佳太(32)が挑戦者決定戦に出場し、フライ級3位の藤北誠也(31)は来年のチャンピオンカーニバル出場が決定している。勢いはとどまるところを知らない三迫ジムが、上海で勝負を懸ける!
上海で世界ランクをゲットする!