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米国・ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデンのザ・シアターで13日(日本時間14日)に開催された、WBC(世界ボクシング評議会)ライト級暫定王座決定戦。挑戦者決定戦から暫定王座決定戦へと格上げされ、同級2位デビン・ハニー(米)と同級3位ザウル・アブドゥラエフ(ロシア)が空位の暫定世界タイトルをかけて激突した。
ハニーが完勝で世界王座獲得
米国期待のホープ、ハニーがジャブで牽制、アブドゥラエフはガードを上げて距離を縮めていく展開。スピードで勝るハニーは2回にギアを上げて優勢に試合を進めた。続く3回にはさらにジャブの精度を上げて、4回には一方的な展開を演出していくと、この回終了後のインターバル時に、鼻骨骨折の可能性があるとしてアブドゥラエフ陣営が突如棄権の申し出。4回終了時TKO勝利により、ハニーが完璧な内容で暫定ながら世界初載冠を果たした。20歳の新王者ハニーは戦績は23戦全勝(15KO)、敗れたアブドゥラエフは12戦全勝(7KO)1敗とした。