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[海外ニュース]2019.9.7

パッキャオがプロモートの世界戦前日計量

 フィリピン・メトロマニラのタギッグ、フォート・ボニファシオで7日、英雄マニー・パッキャオ(フィリピン)がプロモーターを務めるMPプロモーションズ主催で、IBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級王座決定戦が開催される。王座を争う同級1位のサミュエル・サルバ(フィリピン)と、3位ペドロ・タデュラン(フィリピン)が前日計量を行うため6日にマニラの計量会場に姿を現した。
IBF世界フライ級王座決定戦
 前王者ディージェイ・クリエル(南アフリア)の返上により決まった空位のIBFミニマム級王座決定戦。サルバ、タデュランとも同級リミットの47.6kgでクリアした。
 ここまで17戦全勝(10KO)のサルバは今年3月にIBF王座挑戦者決定戦で判定勝利を収め、今回の世界初挑戦を迎えた。対するタデュランは昨年8月にWBC世界ミニマム級王者ワンヒン・ミナヨーティン(タイ)に挑戦するも大差判定負け。同年12月に2回KO勝利で再起し、2度目の世界に挑む。
マグラモvsクルンテープトンブリ
 IBF世界フライ級挑戦者決定戦として組まれたIBF同級4位ギエメル・マグラモ(フィリピン)vs3位エクタワン・クルンテープトンブリ(タイ)の一戦は、クルンテープトンブリが食中毒にかかってしまい中止となった。
 マグラモは16年11月アウェイの韓国で初黒星を喫するも、その後は6連勝でランキングを上げていき、プロモーターのパッキャオが期待するホープの舞台だった。対するクルンテープトンブリは、17年4月にドニー・ニエテス(フィリピン)とIBF世界同級王座決定戦で初挑戦するも判定で敗北。再挑戦を目指していた。
 IBF同級王座に君臨するモルティ・ムザラネ(南アフリカ)は、今年5月に日本で黒田雅之(川崎新田)を判定で破りV2を達成した。

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