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今週の海外注目試合は27日(日本時間28日)米国の2都市で開催される、3つの世界戦をピックアップする。テキサス州アーリントンのカレッジ・パーク・センターでは、WBC(世界ボクシング評議会)スーパーライト級王者ホセ・カルロス・ラミレス(米国)と、WBO(世界ボクシング機構)同級王者モーリス・フッカー(米国)による世界王座統一戦。アンダーカードでIBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王者テビン・ファーマー(米国)が4度目の防衛戦を行う。
米国・ボルチモア州のロイヤル・ファーム・アリーナでは、WBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級スーパー王者ジャーボンタ・デイビスが地元で3度目の防衛戦に臨む。
米国・ボルチモア州のロイヤル・ファーム・アリーナでは、WBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級スーパー王者ジャーボンタ・デイビスが地元で3度目の防衛戦に臨む。
WBC王者ラミレスvsWBO王者フッカー
無敗同士の世界王者による世界統一戦。WBC王者ラミレスは昨年3月に空位のWBC王座をアミール・イマム(米国)を相手に判定勝利で獲得。対するフッカーも同年6月にテリー・フラナガン(英国)を判定で下し、空位のWBOタイトルを奪取した。両選手ともにこれが3度目の防衛戦、ラミレスにとっては契約を結ぶトップランク社以外で初の試合を行う。対して世界戦のすべてがアウェイだったフッカーは、満を持して地元での凱旋試合となった。
ファーマーvsフレノイス
V4戦となる安定王者ファーマーと、これが世界初挑戦となる35歳のベテラン、同級3位のグイラウメ・フレノイス(フランス)の対戦。18年8月の王座決定戦で元世界王者のビリー・デイブ(オーストラリア)を判定で下して世界初戴冠すると、早いペースで3度の防衛に成功している。対するフレノイスは昨年12月、アウェイでジョノ・キャロル(アイルランド)と引き分けた後にチャンスが到来した。試合はマッチルーム・ボクシングUSAがプロモート、ストリーミング配信サービスのDAZNが中継する。
デイビスvsヌ二ェス
WBA王者デイビスが地元ボルチモアで、同級2位のリカルド・ヌニェス(パナマ)を相手に3度目の防衛戦に臨む。デイビスは今年2月に元3階級王者アブネル・マレス(メキシコ)と対戦予定も、怪我で中止。代役の元世界王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)を初回にダウンを奪い、TKO勝利で2度目の防衛に成功した。対する現在10連勝中のヌ二ェスは、全試合が自国パナマでのもの。今回の世界初挑戦が初のビッグネームとの対戦となった。PBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)で行われ、プロモートはデイビスを擁するメイウェザー・プロモーションズとTGB・プロモーションズ。米国プレミアム・ケーブル局のSHOW TIMEが中継する。