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東洋太平洋ライト級王者でIBF同級3位の中谷正義(井岡)が19日(日本時間20日)、米国・メリーランド州のMGMナショナルハーバーでIBF同級4位でトップランク社が期待をかける若手のホープ、テオフィモ・ロペス(米国)と王座挑戦権をかけ激突した。
序盤にペースを握った中谷だが
序盤、ジャブを的確に当て足を使った中谷がペースを取ることに成功。一方、中谷の出方を伺うロペスは時折飛び込んで渾身の左を当て対抗した。手数は中谷だが、パンチの威力や確実性はロペスが徐々に上回っていく。中盤、中谷の左ボディでロペスの足が止まったが冷静に回復を待つロペスを追いきれなかった。判定でロペスが勝利し王座への挑戦権を得た。
ナカタニはタフだったとロペス
試合後、ロペスは「ナカタニは我々が思っていたよりタフガイだった。だけど、途中から合わせることができたと思う。良い試合ではなかったが経験になった。上がいるのでこれから戦って王者になる。ティオフィモ・ロペスを覚えておいてほしい」と語った。
善戦した中谷
一方、悔しい敗戦となった中谷は右目の異常を訴え病院へ直行。「途中で効かされてからペースを奪われた」と一言残した。