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日本人初の5階級制覇王者、藤岡奈穂子(43=T&H)が2階級制覇王者の天海ツナミ(34=山木)を挑戦者に迎えて臨む、WBA女子世界フライ級タイトルマッチの調印式と計量が11日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)本部事務局で行われた。08年のJBC認可と同時期にデビューし、互いに女子を支える存在として活躍するも、これまで対戦の機会がなかった藤岡と天海がついに雌雄を決する。
試合は明日12日、後楽園ホールで開催される「A Sign Bee.21」のメインで行われ、後日動画配信サービス「A-SIGN.BOXING」で有料配信される。
試合は明日12日、後楽園ホールで開催される「A Sign Bee.21」のメインで行われ、後日動画配信サービス「A-SIGN.BOXING」で有料配信される。
ツナミは最高級の相手
グローブチェックでは、メキシコ製のレイジェス8オンスグローブが用意され、藤岡が紫、天海が青を選択。万全の仕上がりを強調した藤岡は、「満を持してこのタイミングで戦うことになった。運命を感じる」と想いを込め、昨年度MVPの天海を「海外も経験しているし、最高級の相手」と評価した。
藤岡に勝って強さを証明する
これに対し天海は、「そう言ってもらえるのは嬉しいが、自分ではまだまだだと思っている。藤岡選手にしっかりと勝って、実力を証明したい」と抱負を語った。
ベストのパフォーマンスを見せる
また、この試合の位置づけを問われ、米国進出をプランする藤岡は「集大成」と一言。藤岡を破り3階級制覇、エースの座を狙う天海は「どちらが日本で一番なのかを決める試合。明日が楽しみ」と笑顔で答えた。
いつも通りにガンガン行くと藤岡
最後に藤岡は「団体が増え世界が獲りやすくなった今、若い選手たちに『誰とどういった戦いをするか』を意識してもらいたい」と希望し、「見に来てくれた人を大興奮させたい」と決意を口にした。
認可12年目を迎える女子はひとつの区切りを迎える
続けて行われた計量は藤岡がリミットの50.8g、天海が200gアンダーの50.6kgでパス。日本女子最高峰の対決に向け、最高の試合にしようと誓い合った。JBCに認可され、今年で12年目の女子ボクシングが明日ひとつの区切りを迎える。
■検診結果
WBA女子世界フライ級タイトルマッチ
王者:藤岡奈穂子(T&H)
体重:50.8kg
血圧:158/79mm/Hg
脈拍:60/min
体温:36.5℃
挑戦者:天海ツナミ(山木)
体重:50.6kg
血圧:110/76mm/Hg
脈拍:86/min
体温:36.0℃
■オフィシャル
レフェリー:染谷路朗(日本)
ジャッジ:浅尾和信(日本)、吉田和敏(日本)、飯田徹也(日本)
立会人:ウォン・キム(韓国)
■検診結果
WBA女子世界フライ級タイトルマッチ
王者:藤岡奈穂子(T&H)
体重:50.8kg
血圧:158/79mm/Hg
脈拍:60/min
体温:36.5℃
挑戦者:天海ツナミ(山木)
体重:50.6kg
血圧:110/76mm/Hg
脈拍:86/min
体温:36.0℃
■オフィシャル
レフェリー:染谷路朗(日本)
ジャッジ:浅尾和信(日本)、吉田和敏(日本)、飯田徹也(日本)
立会人:ウォン・キム(韓国)