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日本スーパーフライ級上位ランカー対決、日本同級2位のレイ・オライス(34=FLARE山上)と日本同級5位の梶颯(21=帝拳)の前日計量が5日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、ともにリミットの52.1kgを一発でクリアした。試合は6日に後楽園ホールで開催される「第586回ダイナミックグローブ」の第4試合に組まれている。
タイトルの準備はできていると梶
15年の全日本新人王に輝き、ここまで12戦全勝(9KO)をマークする梶はジムが期待する次期チャンピオン候補。リミットで計量を終え仕上がりの良さをアピールしたホープは、キャリア最大の難敵との対戦に向け「パンチのある相手だが上手くかわし、疲れたところにバンバンと打ち込みたい。KOするイメージはある」と自信たっぷりに話し、「面白い試合になると思うし、明日が楽しみ」と胸を膨らませた。
タイトルに向け弾みをつけるとオライス
一方、元フィリピン2階級制覇王者のオライスは6年前にトレーナーとして来日。その傍ら昨年5月に選手として10年ぶりに復帰すると、早くも上位ランクに登り詰めた。サウスポースタイルから繰り出すアッパーは強烈で、これまで難があったスタミナもついたと笑顔で話した41戦目の古豪は、「全勝の梶は難しい相手だが、良い勝ち方をして日本タイトルに繋げたい。チャンスがあれば早いラウンドでも仕掛けていく」と意気込んだ。