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日本ボクシングコミッションは25日にランキング委員会を開き、6月度の日本ランキングを作成した。フェザー級は源大輝(ワタナベ)の階級転向による王座返上が確認され、空位の王座を前回の挑戦で源と引き分けた1位の阿部麗也(KG大和)と前回4位の佐川遼(三迫)が9月13日に後楽園ホールで争うことが決まった。
ユーリが次期挑戦者、苦労人の小久保がランク入り
ほか、中谷潤人(M.T)が新王者となったフライ級は、ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に指名挑戦権がまわり、2位から1位にアップ。12位には小久保聡(三迫)が飛び込んだ。
バンタム級は引退を表明した前暫定王者の木村隼人(ワタナベ)が前回の5位から抜け、一年間試合から遠ざかっている元日本スーパーフライ級王者の帝里木下(千里馬神戸)も18位から外れた。
バンタム級は引退を表明した前暫定王者の木村隼人(ワタナベ)が前回の5位から抜け、一年間試合から遠ざかっている元日本スーパーフライ級王者の帝里木下(千里馬神戸)も18位から外れた。
挑戦者決定戦は西谷vs源か
スーパーフェザー級は世界ランク復活によって尾川堅一(帝拳)が1位から外れ、代わって元日本ライト級王者の西谷和宏(VADY)がトップコンテンダーに。正木脩也(帝拳)が2位となり、3位にはフェザー級王座を返上した源がランクされた。
アマエリートの宇津木がランクイン!
ライト級はユース王座を返上した小田翔夢(白井・具志堅スポーツ)が試合予定がないことを理由に2位から19位に後退し、スパイシー松下(セレス)は引退により12位から外れた。代わって宇津木秀(ワタナベ)が10位にランクされ、粕谷雄一郎(角海老宝石)が13位から挑戦権を有する12位に復活した。
小原が1位、清水は5位にジャンプアップ
ウェルター級は前WBOアジアパシフィック王者でIBF世界同級12位の小原佳太(三迫)が日本王座挑戦の意志を示し1位にランク。スーパーウェルター級は6月の再起戦でチャールズ・ベラミー(横浜光)に競り勝った清水優人(木更津グリーンベイ)が13位から5位にアップした。
元世界王者の久保と元WBOアジア王者の岡田
このランキングをもとに、秋に開催される挑戦者決定戦の出場を上位からオファーをかける。また、今回より世界ランクから外れ、日本王座への挑戦意志のない選手を13位に組み込むことが決まり、フェザー級の久保隼(真正)とスーパーライト級の岡田博喜(角海老宝石)がその対象となった。
最後に選手層の薄いヘビー級について議論され、今後の存続案としてOPBF東洋太平洋ランカーに限られた外国人選手による挑戦資格を韓国王者、中国王者にまで広げる緩和案および、キックボクシング、総合格闘技といった他団体のプロ選手がボクシングと行き来できるよう、新たなルール作りを検討する時期に入ったとの認識で一致した。
最後に選手層の薄いヘビー級について議論され、今後の存続案としてOPBF東洋太平洋ランカーに限られた外国人選手による挑戦資格を韓国王者、中国王者にまで広げる緩和案および、キックボクシング、総合格闘技といった他団体のプロ選手がボクシングと行き来できるよう、新たなルール作りを検討する時期に入ったとの認識で一致した。