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WBOアジアパシフィック女子フライ級王者のケーシー・モートン(比/米)が16日に都内のジムで公開練習を行った。モートンは19日に千葉・幕張メッセイベントホールで日本&OPBF女子バンタム級王者の吉田実代(EBISU K'sBOX)と空位のWBO(世界ボクシング機構)女子スーパーフライ級王座を争う。母が日本人、父がフィリピン人であるモートンは、「日本のリングで戦えることを誇りに思う」と笑顔を見せた。
試合は当日、動画配信サービス「Paravi」でライブ配信される。
試合は当日、動画配信サービス「Paravi」でライブ配信される。
ベストな試合を見せたい
トレーナーやマネージャ―がまだ来日しておらず、モートンひとりでの会見となった。3年前から世界5階級制覇王者のノニト・ドネアの父、ノニト・ドネア・シニア氏に指導を受けていた(現在は外れている)というモートンは、「厳しいトレーニングをしてきた。食事面も含めて、とても順調に調整ができている」と万全をアピールした。
手の内は見せなかった
トレーナーが不在でバンデージも用意していないため、この日はシャドーボクシングを1ラウンド披露しただけで終了した。
加山利治会長
練習を見た加山利治会長は、「シャドーだけだったので何とも言えないが、しっかりしたフォームで打っていて正統派のボクサーですね。これだけの動きでも汗をかいているので、ウェイトは問題なさそう」と感想を口にした。
ベルトを獲る!