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日本スーパーバンタム級王者の田村亮一(JBスポーツ)と同級1位の久我勇作(ワタナベ)による立場を変えての再戦が18日(土)、墨田総合体育館で開催される「DANGAN224」のメインに組まれている。その前日計量が17日に日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、約2年ぶりの再戦を前にした両者は「よろしく」と軽く声を掛けあった。
田村はいつも通りを強調
今年1月に空位の王座を獲得し、今回が初防衛戦となる田村は、リミットを100g下回る55.2kgでパス。前回激闘を繰り広げた久我について「挨拶はしたが(久我を)見ていなかったので印象は特にない」と話し、「いつもの試合と変わらない。対等に戦うだけ。どんな展開でも僕が勝ちます」と気負いなく王座防衛を誓った。
前回より良い内容で勝つと久我
一方、元王者の久我はリミットの55.3kgでクリアすると「怪我もなく、いつもよりバッチリ調整ができた」と仕上がりの良さに笑顔を見せた。一度は退けている田村を「楽な相手じゃない」と警戒しつつも、「キレイに倒せたらいいが、厳しい試合になっても前回より良い内容で競り勝つ」と王座返り咲きに自信を示した。
左:岡本vs右:藤原は挑戦者決定戦の可能性も
また、この試合の前座で行われる日本同級3位の岡本ナオヤ(東拳)と同級11位の藤原陽介(ドリーム)のスーパーバンタム級8回戦は、勝者は田村が防衛をはたした場合のみ挑戦権を得ることが決定。このチャンスに3年ぶり2度目の日本王座挑戦を目指す藤原はリミットでパスすると、「美味しいですね。(岡本は)勢いのある相手なので油断はしないが、明日はバチバチ行こうかな(笑)。勝ってもう一度タイトルを目指します」と拳を固めた。
対し、今回が昨年10月の最強挑戦者決定戦からの再起戦となる岡本は200gアンダーの55.1kgで秤を降り、「ランキングは僕が上ですが、キャリアは藤原選手が上。しっかり叩き潰してタイトル戦線に絡みます」と意気込んだ。
対し、今回が昨年10月の最強挑戦者決定戦からの再起戦となる岡本は200gアンダーの55.1kgで秤を降り、「ランキングは僕が上ですが、キャリアは藤原選手が上。しっかり叩き潰してタイトル戦線に絡みます」と意気込んだ。