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新元号・令和初の世界タイトルマッチ、IBF世界スーパーフライ級王者のジェルウィン・アンカハス(27=比)と世界同級1位の船井龍一(33=ワタナベ)が3日(日本時間4日)、米国カリフォルニア州ストックトンのストックトンアリーナにて前日計量に挑んだ。
アンハカスは7度目の防衛戦
キャリア15年目で初の世界タイトルマッチに挑戦する船井は200gアンダーの51.9kg、王者のアンカハスが300gアンダーの51.8kgで計量をパスした。両者は穏やかな表情でカメラマンから注文されたフェイスオフに応じ握手を交わしたが、明日の試合に向けて秘めたる闘志も感じた。
船井に気負いはない
計量後にインタビューに応じた船井は「明日は結果で応えるだけ」と落ち着いた表情で答え、海外での世界初挑戦に気負いは無さそうだった。
フェイスオフ
明日、船井が世界タイトルを獲得すると昨年、伊藤雅雪(伴流)が37年ぶりに米国で世界タイトルを奪取したのに続き、2年連続の快挙となる。
左:ベテルビエフ 右:カラジック
また、明日のメインでIBF世界ライトヘビー級タイトルマッチに臨む王者アルツール・ベテルビエフ(露)はリミットの300gアンダーの79.1kg、挑戦者のIBF同級13位ラディボイエ・カラジック(米)は400gアンダーの79.0kgで計量をクリアした。