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今週の海外注目試合は4月20日(日本時間21日)に米国で開催される2戦をピックアップ。まずはニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデンで開催されるビッグマッチ、WBO(世界ボクシング機構)ウェルター級タイトルマッチ。王者テレンス・クロフォード(米国)が、元世界スーパーライト級統一王者アミール・カーン(英国)を挑戦者に迎えて、2度目の防衛戦を行う。
また西海岸、カリフォルニア州カールソンにあるディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで元世界2階級制覇王者で現WBC同級1位のダニー・ガルシア(米国)が再起戦。WBC同級12位につけるアドリアン・グラナドス(米国)を相手にWBC(世界ボクシング評議会)シルバー・ウェルター級王座決定戦に出場する。
また西海岸、カリフォルニア州カールソンにあるディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで元世界2階級制覇王者で現WBC同級1位のダニー・ガルシア(米国)が再起戦。WBC同級12位につけるアドリアン・グラナドス(米国)を相手にWBC(世界ボクシング評議会)シルバー・ウェルター級王座決定戦に出場する。
テレンス・クロフォード
数多くのメディアからパウンド・フォー・パウンドの1人と目されているクロフォードは現在5連続KO勝利中。昨年10月に行われた初防衛戦は、元WBA(世界ボクシング協会)
スーパーライト級暫定王者のホセ・ベナビデス(米国)を相手に最終回、劇的なTKO勝利で締めくくり評価をさらに上げた。そして今回、満を持して初のPPV興行の中、Aサイドとしてメインイベントに臨む。ボクシングの実力に見合っただけの商品価値を見出せているとはまだ言いがたいクロフォードだけに、ボクシングの殿堂マディソン・スクエア・ガーデンでのV2戦は、PPV視聴件数にも注目が集まりそうだ。
スーパーライト級暫定王者のホセ・ベナビデス(米国)を相手に最終回、劇的なTKO勝利で締めくくり評価をさらに上げた。そして今回、満を持して初のPPV興行の中、Aサイドとしてメインイベントに臨む。ボクシングの実力に見合っただけの商品価値を見出せているとはまだ言いがたいクロフォードだけに、ボクシングの殿堂マディソン・スクエア・ガーデンでのV2戦は、PPV視聴件数にも注目が集まりそうだ。
アミア・カーン
対するカーンは16年5月に現世界ミドル級統一王者のサウル"カネロ"アルバレス(メキシコ)の持つWBC(世界ボクシング評議会)タイトルに挑戦。持ち前のハンドスピードを活かしペースを掴んでいたカーンだったが、6回にアルバレスの右1発を直撃し衝撃的なKO負けとなった。しかしその後、犬猿の仲でだった同じ英国のプロモーション、マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーン氏と契約。昨年4月、9月と2連勝で再起に成功して約3年ぶりの米国リングで世界再挑戦に挑む。
ガルシア再起戦
元世界2階級制覇王者のガルシアは昨年8月、ショーン・ポーター(米国)とWBC世界ウェルター級王座決定戦に挑むも、3-0の判定負けにより世界王座返り咲きはならなかった。今回のWBC同級シルバー王座決定戦は、そのポーターへのリベンジマッチのための足がかりとなりそうだ。一方のグラナドスは17年2月にエイドリアン・ブローナー(米国)、11月にポーターと連敗。18年6月の元世界王者ハビエル・フォルツナ(パナマ)戦は無効試合と、元世界王者達を相手に好試合を演ずるも低迷していた。しかし、その後2連勝を飾り再び元世界タイトルホルダーとの対戦を迎えることとなった。プロモートはPBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)興行を取り仕切るTGBプロモーションズ、中継は米国のFOXが行う。