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今週末の注目試合として13日(日本時間14日)メキシコ・レオン州モンテレイのモンテレイ・アリーナで決行されたWBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級タイトルマッチ。王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)が、指名挑戦者WBO同級1位デニス・ホーガン(アイルランド)を相手に凱旋防衛戦を決行した。
そして同日の米国・ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォーク・ホールでは女子ボクシング注目の統一戦が開催。WBA(世界ボクシング協会)&WBC(世界ボクシング評議会)&IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級統一王者クラレッサ・シールズ(米国)vsWBO世界同級王者クリスティーナ・ハンマー(ドイツ)の4冠統一戦が実現。そしてさらにリング誌のベルトと、WBCからの名誉王座が加わった異例の6冠戦となった。
そして同日の米国・ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォーク・ホールでは女子ボクシング注目の統一戦が開催。WBA(世界ボクシング協会)&WBC(世界ボクシング評議会)&IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級統一王者クラレッサ・シールズ(米国)vsWBO世界同級王者クリスティーナ・ハンマー(ドイツ)の4冠統一戦が実現。そしてさらにリング誌のベルトと、WBCからの名誉王座が加わった異例の6冠戦となった。
ムンギアが辛勝で4度目の防衛に成功
メキシカンの大声援を受け初回から強打を振るう王者ムンギアに対して、挑戦者ホーガンは足を使ってかわしながら細かいパンチで応戦。序盤はムンギアがプレッシャーをかけ続け、ホーガンが捌く展開になるも、少しずつ距離を詰めていくムンギアがボディ打ちなどで迫っていった。それでもホーガンは捌きながらクリンチも駆使するなどして、中盤以降に打ち疲れが見えて来たムンギアにコンパクトなパンチを当てていった。終盤も強振するムンギアに空振りさせ打ち返すなどホーガンも最後まで食い下がり、パンチを出し合う中で試合は終了。2-0(115-113、116-112、114-114)の判定により辛くもムンギアが4度目の防衛に成功した。母国凱旋も課題の見えたムンギアの戦績は33戦全勝(26KO)、微妙な判定結果からダイレクトリマッチを臨んだホーガンの戦績は31戦28勝(7KO)2敗1分となった。
シールズvsハマー
試合は前半からWBA&WBC&IBF王者のシールズがロンドン、リオ五輪連覇のテクニックを見せつけた。攻めにきたWBO王者のハマーを巧みに捌き、カウンターを決めるとコンビネーションを打ち込んだ。後半に入ってもシールズの攻勢が冴え渡り、クリンチでどうにか凌ごうとするハマーを8回には連打でストップ寸前まで追い込んだ。最後までシールズが試合を支配し続け終了のゴング。3者ともに98-92の判定でシールズが4団体統一、そしてリング誌ベルトとWBC名誉タイトルも獲得、6冠王者となった。全勝のまま統一王者となったシールズの戦績は9戦全勝(2KO)、初黒星を喫したハマーは25戦24勝(11KO)1敗とした。