ツナミ防衛戦予備検診

　17日に後楽園ホールで開催されるWBA女子世界スーパーフライ級王者・天海ツナミ(山木)4度目の防衛戦。決戦2日前となる15日、都内・JBCで予備検診が行われた。
　王者・天海、挑戦者ペッチサイルーン・ルークサイゴンティン(タイ)の両者は、ここまで万全の仕上りからか、検診後の会見では時折り笑顔を交え記者団の質問に答えた。

　まずツナミは「自分の持っているものを出せれば結果はついてくる。自然体で相手の攻撃を見切り、もらわずに打つ、が出来れば良い」と答えると、同席した山木会長も「ツナミは変幻自在に戦う。1〜2ラウンドは様子を見るが、倒せる場面があれば行かせます。挑戦者はムエタイの経験もあるし舐めていない。攻めと守りにメリハリをつけ、勝っても負けてもKOで!」とKO決着に自信ありを窺わせた。

　王者のあとに会見を行ったペッチサイルーンは「チャンピオンに会えて嬉しい。ベルトを獲るためにきた。恐れはないしベストを尽くして戦う。KOで勝ちたい」と、ツナミを前にタイトル奪取宣言。
　これを受けた王者は「5回以内にKOできるよう戦います。頑張ります」と、こちらも負けてはいなかった。