試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
米国で開催された30日(日本時間31日)の世界戦を含めた海外試合結果。米国・フィラデルフィアの2300アリーナではWBC(世界ボクシング評議会)ライトヘビー級タイトルマッチ、王者のオレクサンドル・グウォジク(ウクライナ)が挑戦者8位ドゥドゥ・ヌグンブ(フランス)を相手に2度目の防衛戦を決行。
カリフォルニア州インディオにあるファンタジー・スプリングス・カジノでは、かつて日本で世界戦を行った者同士の決戦。WBO(世界ボクシング機構)ライトフライ級王者アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)vs元WBC同級王者ガ二ガン・ロペス(メキシコ)が行われた。
カリフォルニア州インディオにあるファンタジー・スプリングス・カジノでは、かつて日本で世界戦を行った者同士の決戦。WBO(世界ボクシング機構)ライトフライ級王者アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)vs元WBC同級王者ガ二ガン・ロペス(メキシコ)が行われた。
グウォジクが相手の負傷でV2に成功
フィラデルフィアのWBC世界ライトヘビー級タイトルマッチ。序盤はアマチュアテクニックを随所にみせる王者グウォジクに対して、挑戦者ヌグンブは荒々しく攻め込んだ。これから後半へと入っていこうかとした5回に試合は唐突な終わりを迎えた。ヌグンブが足を痛めたそぶりを見せて倒れ込むと、レフェリーはタイムをかける。その後、セコンドからの棄権の申告により試合は終了。グウォジクが5回58秒に相手の負傷によりTKO勝利となった。暫定王座の時と合わせ2度目の防衛に成功したグウォジクの戦績は17戦全勝(14KO)無敗、世界初挑戦が負傷という意外な形で終わってしまったヌグンブは47戦38勝(14KO)9敗となった。
アコスタ連続KOで3度目の防衛
カリフォルニアで開催されたWBO世界ライトフライ級タイトルマッチは、王者アコスタが強打で試合を優位に進める展開で始まった。2回にアコスタが左フックを決めて挑戦者で元世界王者ロペスの腰を落とさせる。ロペスはなんとかアコスタの強打を交わしながら細かいパンチで繋いでいった。しかし、迎えた8回にアコスタがカウンターの左フックで捉える連打を浴びせるとロペスは堪らずクリンチからそのままダウン、レフェリーが10カウントを読み上げ試合終了した。アコスタが8回1分55秒でKO勝利となった。3連続KO防衛を重ね、今後は統一戦を視野に入れるアコスタの戦績は21戦20勝(20KO)1敗、またも世界王者返り咲きを果たせなかったロペスは44戦35勝(19KO)9敗となった。
カリフォルニアのメイン、ガルシア棄権呼び込み勝利
ノンタイトルながらカリフォルニアの興行メインを任された人気選手WBOスーパーフェザー級1位、WBA同級3位のライアン・ガルシア(米国)が、ホセ・ロペス(プエルトリコ)を相手にライト級10回戦を行った。試合は2回残り僅かなタイミングでガルシアが右アッパーからの連打でダウンをゲット。ロペスがなんとか立ち上がるとゴングが鳴った。しかし、続く3回が始まる前にロペス陣営が棄権を伝えて試合終了。ガルシアが2回、相手の棄権によるTKO勝利となった。20歳の新鋭ロペスは18戦全勝(15KO)と全勝をキープ、敗戦したロペスは25戦20勝(14KO)4敗1分となった。