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OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者の三代大訓(みしろひろのり/24=ワタナベ)対OPBF同級シルバー王者の渡邉卓也(30=青木)の前日計量が26日、都内の日本ボクシングコミッション事務局本部で行われ、両者ともリミットの58.9kgを一発でクリアした。試合は明日、後楽園ホールで開催される「DANGAN221」のメインにセットされている。
何通りもプランを立てている
今回が2度目の防衛戦となる三代はリミットを100g下回る58.8kgで計量をクリアすると、渡邉の印象について「しっかり仕上げてきて調子が良さそう。スタミナがあって総合力が高い選手」と警戒。その上で昨年10月、日本同級王者の末吉大(帝拳)と引き分けに終わった統一戦および初防衛戦では出せなかった「右ストレートの強化」に自信を示し、「ベルトへのこだわりはない。流れの中でKOを狙う。どちらが強いか証明する」と意気込んだ。
久しぶりの日本のリングが楽しみ
一方、ここ数年は香港、中国本土、台湾でキャリアを重ね、テクニックに加えメンタル面を強化。今回、2年ぶりに日本のリングに立つ挑戦者の渡邉は58.9kgのリミットで秤を降りると、何度かスパーリングで手を合わせてきた三代を「実力のある若手のホープ」と評価しつつ、「国内でこういった試合がしたかった。この充実した2年間で成長した姿を明日は見せたい」と気を吐いた。
木村に良い形で繋げる
また、3日後に中国で再起戦を行う同い年のチームメイトで前WBO世界フライ級王者の木村翔についても「木村からは刺激をもらいっぱなしだった。今度は自分が勝ってバトンを渡したい」と誓った。
どちらが強いか証明する
今回がプロ8戦目のアマチュア出身のホープ三代と、44戦のキャリアを誇るプロ13年目の叩き上げ渡邉の対照的な両者の一戦。互いに内に秘めた闘志をたぎらせ、明日のゴングを待つ。