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18年度全日本新人王準優勝の石脇麻生(寝屋川石田)は、3月5日より3週間の予定で米国・ロサンゼルスで武者修行を行なっている。昨年末、全日本新人王決勝で悔しいプロ2敗目を喫した石脇だが「本場でボクシングに集中したい」とさらなるステージアップを目指し渡米した。近年、外国での試合も増えた日本人選手にとって、海外修行は必須条件になりつつある。石脇の現地での奮闘をお伝えし、米国ボクシング事情をレポートしていく。
LA到着
アメリカ武者修行生活をスタートした石脇は、「ボクシングに集中する生活」を求めて米国・ロサンゼルスに3週間の予定で降り立った。
いきなりスパーリングでスタート
練習初日、石脇はロサンゼルス郊外のメイウッドジムで、メキシカンボクサーとのスパーリングを敢行。石脇によれば、「パンチの軌道が見えず、やりにくさを感じました。こちらはミット打ちなどはあまりせず、スパーリングが中心の練習になるようです。週の4日はスパーリング、残り2日はボクシングの動きに必要なフィジカル練習です。こちらの選手は生まれつきではなく、日頃のトレーニングの違いでパンチの強さがあるのだと思いました」と、本場のボクシングを肌で感じている。基本的に朝から海岸線をランニング、その後、午前中にジムでスパーリングを行うスケジュールだ。
食事も最高
石脇は、現地3月9日にロサンゼルスで開催されたWBC世界ウェルター級タイトルマッチ(王者ショーン・ポーター(米国)vsジョルデニス・ウガス(キューバ))を観戦した。「アメリカの試合会場の雰囲気や、お客さんの盛り上がり方などを生で見て、近い将来アメリカ中で盛り上がる試合がしたい、と強く思いました」と夢は膨らんだ。
本場の雰囲気に夢も膨らむ