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WBO(世界ボクシング機構)ミニマム級王者のビック・サルダール(28=比)が23日、都内のジムで公開練習を行った。26日(火)に後楽園ホールで同級2位の谷口将隆(25=ワタナベ)を迎えて初防衛戦に臨むサルダールはこの日12時15分に来日。「日本では1勝1敗なので勝ち越したい。日本のファンには進化したところを見てほしい」と必勝を誓った。
試合は当日午後8時30分から試合終了まで動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で配信され、2月28日(木)、午前2時35分〜TBSテレビ(関東ローカル)で録画放送される。
試合は当日午後8時30分から試合終了まで動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で配信され、2月28日(木)、午前2時35分〜TBSテレビ(関東ローカル)で録画放送される。
左:マイケル・パラシオストレーナー 右:ケベンス・ロンタルプロモーター
日本の寒さを避けて直前までフィリピンで調整することを選択したサルダール陣営。谷口の印象を聞かれると、英語が得意ではないサルダールに代わりにパラシオストレーナーが、「昨年11月のタイでの試合を見たが、スピードがありとても強い選手。コンディションが万全でなければ勝てない相手だ。しかし、しっかり準備してきたから問題ない」と代弁した。
ニックネームはビシャス(凶暴)
サウスポーとの対戦は2017年3月以来となる。ここでもパラシオス氏が「アマチュアで500戦以上のキャリアがあるので大丈夫だ」と自信を示した。横で聞いていたサルダールは腕組みをしながら時折不敵な笑みを浮かべていた。
5人兄弟で全員がボクサー
サルダールは2015年12月に当時WBO世界ミニマム級王者の田中恒成(畑中)に挑戦し、6回逆転KO負けしてからパラシオス氏に師事すると、フィジカルとスタミナと中心に強化してきたという。
会見後に行われた練習ではロープ、シャドーボクシング、、ミット打ちをそれぞれ3ラウンド披露。サウナスーツを着込み精力的に動いた。ミット打ちではキレ味鋭いワンツー、さらに左ボディを叩き込んだ。特にノーモーションの右には注意が必要そうだ。
会見後に行われた練習ではロープ、シャドーボクシング、、ミット打ちをそれぞれ3ラウンド披露。サウナスーツを着込み精力的に動いた。ミット打ちではキレ味鋭いワンツー、さらに左ボディを叩き込んだ。特にノーモーションの右には注意が必要そうだ。
軽快な動きを見せた
サルダールの練習を見た井上孝志トレーナーは、「リーチはあるが、あの構え方だとリーチは感じないと思う。右ストレートは固くて強そうなのでもらわないように気をつけさせたい。(サルダールは)12ラウンドの戦い方を知っている。ただ、ミット打ちをしていても息が上がるのが早いし、水も飲んでいなかったので減量はきついのではないか。こちらがやるべきことは変わらない」と感想を口にした。