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IBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級10位の高橋竜平(横浜光)が13日、米国での世界初挑戦に向け日本を発った。6日後の1月18日(日本時間19日)にニューヨーク・マディソンスクエアガーデンでIBF王者TJドヘニー(アイルランド)に挑む高橋は、出発前の成田国際空港で取材に応じ、「国内で何の実績も残していない高橋がなぜ挑戦者に、と言う人もいると思うが、結果でひっくり返してやる!」と決意した。
岩佐から王座を奪ったドヘニー
サウスポーのドヘニーは昨年8月に前王者の岩佐亮佑(セレス)を判定で破り、20戦20勝(14KO)と無敗で世界王座を獲得。今回が初防衛戦となる。
同行する石井会長と
敵地で試合巧者ぶりを発揮したドヘニーへの挑戦だが、高橋も17年12月にタイのバンコクでIBFパンパシフィック同級王座を獲得、昨年6月には同じくバンコクで初防衛に成功するなど、石井一太郎会長が課したガチンコマッチメイクを乗り越え、自信になったと話す。
1月18日はないと思っていた
12月上旬にオファーを受けた世界戦は、その後日程が決まらず、正式に契約を交わしたのは今週に入ってからと、ビザ取得の関係もあり陣営をヤキモキさせた。
人生を懸けて戦ってきます!
「これが世界なんですね。驚かされたが、試合モードに入れて嬉しい」と海外挑戦の洗礼も前向きに捉えた高橋は、「ドヘニーがどう来ても対応できるように準備はしてきたし、僕のように手数と運動量が豊富で、独特な動きをするタイプはそういない。僕の持ち味である一発目の強さを発揮したい。『タカハシワールド』全開で撹乱し、僕を楽な相手だと思って選んだことを後悔させてやる!」と誓い、機上の人となった。