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元WBA世界スーパーフライ級チャンピオンの河野公平(ワタナベ)の引退式が12日、後楽園ホールで行われた。ミニマム級とスーパーバンタム級の日本タイトル戦の開催を皮切りに2019年の打ち初めとなったこの日、多くのファンと関係者に惜しまれる中、10カウントが打ち鳴らされた。
「デビュー戦は黒星だったけど」と切り出した河野は「日本、東洋太平洋、世界王者になることができました。二度世界王者になることもできました。最高のボクシング人生でした。なんどもチャンスを下さった渡辺(均)会長に感謝しています。ここまで支えてくれた高橋智明トレーナー、ファンの皆様に感謝しています」と18年間のボクシング生活にピリオドを打った。
「一番嬉しかったのは、世界チャンピオンになったときですよ」と切り出した高橋智明トレーナーは「ニ番目に嬉しかったのは、3連敗の後に勝った時ですね」と、トマス・ロハス(メキシコ)との世界王座決定戦に敗れた後に黒星が2つ続いた時期を挙げて目頭を熱くした。一方で、「一番苦しかったのは3連敗の後に勝った後です」と当時を振り返ったのは河野本人。「(3連敗の後に)勝ったけど、あの試合の後、首のヘルニアになったんですよ。あの時が苦しかったなあ」と、引退したから話せる秘話を打ち明けてくれた。
2007年の河野公平
ボクシングモバイルの最初のインタビューが東洋太平洋チャンピオンだった河野公平。本当にありがとうございました。
世界チャンピオンになった瞬間!