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チャンピオンカーニバル日本ミニマム級タイトルマッチ、王者の小野心(ワタナベ)対同級1位の田中教仁(三迫)の前日計量が11日に都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、両者ともリミットの47.6kgでクリアした。試合は明日12日、年明け最初のイベントとして後楽園ホールで開催される「DANGAN220」のセミファイナルで行われ、この試合が2019年国内一発目の王座戦となる。
年明け最初のタイトル戦
12月で36歳になったばかりの小野は、「周囲からはおっさん対決と言われる」と苦笑いを浮かべ、2月に34歳となる田中も「もうちょっとで足して70歳だった」と笑いを誘い、両者ともリラックスした様子で計量を終えた。
ここで終わるつもりはないと小野
2度目の防衛戦を迎える小野は、コンディションを問われ「明日動いてみないと分からないが、仕上がりは順調に来ている」と話し、挑戦者については「過去に一度スパーリングをした程度で印象は特にない」と短くコメント。落ち着いた表情を見せながらも、3度目の世界挑戦が近づいていることは意識し、「ここで終わりたくはない。先を見据えた試合で良い勝ち方が出来れば」と闘志を燃やした。
世の中年に勇気を与えたいと田中
一方、5年のブランクを経て2年前に復帰し、3度目の正直で初戴冠を目指す田中は、サウスポー王者に対し「バッチリ準備をしてきたし、左への苦手意識はない」とこちらも自信の表情。昨年は4月に東洋太平洋王座挑戦、10月の日本王座挑戦者決定戦と2戦続けて大きな試合を経験しただけに、「成長したと言うよりも以前より力がついたと思う。強い気持ちでリングに上がれる」とタイトル奪取に意欲を見せた。