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年が明けて再び動き出している海外ボクシング。今週は1月13日(日本時間14日)に行われる米国・ロサンゼルスの2試合をピックアップする。IBF(国際ボクシング連盟)スーパーミドル級王者のホセ・ウスカテギ(ベネズエラ)が、IBF同級2位のカレブ・プラント(米国)を迎える初防衛戦。そのアンダーカードでは元スーパーバンタム級王者のギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が、17年12月のワシル・ロマチェンコ戦で敗戦して以来の再起戦を行う。
ウスカテギvsプラント
王者のウスカテギは17年5月にアンドレ・ディレル(米国)とIBF同級暫定王座決定戦を争い、ゴング後のパンチで失格負けとなった。するとその試合終了後、ディレルのトレーナーがパンチを振るい乱闘騒ぎへと発展。昨年3月に因縁の再戦を決行すると、ウスカテギがギブアップを呼び込み8回終了TKO勝利で新王者となった。その後は正規王者のジェームス・デゲールが王座を返上したため正規王者に昇格。9月にノンタイトル戦で判定勝利し初防衛戦に挑む。相手のプラントはここまで17戦全勝(10KO)の戦績を残し、今回が世界初挑戦となる。ともにアル・ヘイモンと契約を結ぶファイター同士の世界戦となった。
リゴンドーが約1年ぶりに復帰
PBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)と契約した元世界王者リゴンドーがスーパーバンタム級10回戦に出場する。相手は当初元世界ランカーのダニエル・ロサス(メキシコ)で決まっていたが、試合10日前に同じメキシカンのジョバンニ・デルガドに変更された。現在4連敗中のデカルドを相手に、本来のスーパーバンタム級で13ヶ月ぶりに再起するリゴンドーのパフォーマンスとファイトスタイルに注目だ。