試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
日本ユース初代スーパーフライ級王者で現在は日本バンタム級10位にランクされる山下賢哉(22=白井・具志堅)が、2月17日にフィリピン・ケソン市で元世界2階級制覇王者でWBC世界スーパーフライ級12位のジョンリル・カシメロ(28=比)と対戦することが分かった。試合はバンタム級リミットに近い117ポンド契約10回戦で行われる。
アムナットに10カウントを聞かせたカシメロ
29戦25勝(16KO)4敗のカシメロは、163cmと小柄ながら、スピードとパワーを兼ね備えたテクニカルな選手だ。これまでライトフライ級でWBO(暫定)とIBFを制し、フライ級最強の呼び声も高かったIBF王者のアムナット・ルエンロン(タイ)にプロ初の黒星をつけ、タイトルを奪っている。昨年9月には3階級制覇を目指し、セブ市でジョナス・スルタン(比)とIBF世界スーパーフライ級挑戦者決定戦を争ったが、判定負けを喫し挑戦権獲得に失敗。今年7月にメキシコで2回TKO勝ちで再起し、今回の山下との試合が再起2戦目となる。
気負いはまったくないと山下
19日、都内のジムで練習中の山下は、格上との試合が決まったと報告。「これだけキャリアの差がある相手なので気負うことはない。敵地なだけに判定で勝つのは難しいが、俺もパンチはあるので、そこに勝機を見いだす」と自らを奮い立たせていた。
この日も出稽古先で悲鳴を上げながら地道な練習に取り組んでいた山下は、パワーを存分に発揮できるバンタム級に体もフィット。カシメロ戦で弾みをつけ、来年はバンタム級戦線に殴りこみといきたい。
この日も出稽古先で悲鳴を上げながら地道な練習に取り組んでいた山下は、パワーを存分に発揮できるバンタム級に体もフィット。カシメロ戦で弾みをつけ、来年はバンタム級戦線に殴りこみといきたい。