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日本女子ミニフライ級3位の佐伯霞(真正)が1日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催された「REAL SPIRITS.60」のセミファイナル、WBOアジアパシフィック女子ミニフライ級王座決定戦に出場。ワッサナ・カームデー(タイ)と対戦した。トップアマからプロに転向した佐伯は3戦目でベルトを獲得することはできたのか――。
佐伯が3戦目でタイトル獲得
初回、佐伯がスピードを活かした攻撃でワッサナに迫ると、キレのある右フックで早くもダウンを奪った。ここは攻め急がず冷静な試合運びを見せると、左ボディを突き刺し着実にダメージを与えた。すると3回に連打を浴びせ2度目のダウンを演出。今度は立ち上がってきたワッサナにパンチをまとめ、レフェリーストップによるTKO勝ちで新王座に就いた。
来年は世界に行く!
デビューから3戦目でベルトを巻いた佐伯は、「初回にダウンを奪い落ち着けました。軽量級はパワーでは勝てないけど、スピードで勝負します。来年は世界に行きます」と、さらなる高みを目指し力強いコメント。山下正人会長も「今日は完璧な試合運びやったね。来年は世界に行かせるよ!」と期待した。
佐伯の実力を認めたワッサナ
一方、序盤でのTKO負けを喫したワッサナは、「スピードがあり、パンチ力もあって反応できなかった」と佐伯の強さを素直に認めた。
採点表